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2017.8.18更新
ayaka
ハワイ最大の博物館、ビショップ・ミュージアムへ行こう

ハワイで博物館を見学しよう


 

ハワイといえば、美しい自然やマリンスポーツのようなアクティブレジャーをイメージする方も多いでしょうし、ハワイで博物館に行くというイメージがない方も多くいるでしょう。

しかし、ハワイに博物館のイメージがないとしても、ハワイに博物館がなかったり、あっても大したことがないわけでは決してありません。

特に、ハワイ州最大の博物館である“ビショップ・ミュージアム”はコレクションの数が2,500万点を超えるほどで、昆虫の標本の数で言えば、アメリカ合衆国全体でみても、3番目に入るほどです。

当然、コレクションの質も高く、世界的にも価値の高い貴重なコレクションとなっています。

ビショップ・ミュージアムは、ホノルル郊外にある博物館です。

カメハメハ王家の最後の直系子孫であるバニース・パウアヒ王女の夫である、チャールズ・リード・ビショップが、王女がなくなった際、その追悼として、1889年に設立しました。

設立された当初は、ハワイの美術工芸品とパウアヒ王女が相続した王家に伝わる美術工芸品を収めたものでしたが、現在は、ハワイと太平洋諸島ポリネシア全域の文化に関する美術工芸品、文献、写真などが収められています。

今では、太平洋地域における自然史、文化史の主要研究機関として、世界的に広く認められる博物館になっています。

 

 

ビショップミュージアムの展示内容


 

ビショップミュージアムで常設展示を行っている場所には、

・ハワイアンホール
・カヒリルーム
・ピクチャーギャラリー
・パシフィックホール
・サイエンスアドベンチャーセンター

があります。

ハワイアンホールは、ハワイ諸島発見から、ハワイ王朝の繁栄までの文化史の関わる物が展示されています。

また、フロアごとにテーマがあり、1階はハワイの神話や伝説についての展示がある“カイ・アケア”、2階は一般の人々の生活に関する展示の“ワオ・カナカ”、3階はハワイの王族にまつわる展示の“ワオ・ラニ”となっています。

カヒリルームは、その名の通り、鳥の羽で作られたハワイの王族のシンボルである“カヒリ”が展示されており、それに加えて、19世紀初期のハワイ王朝の王族の肖像画も展示されています。

ピクチャーギャラリーには、18世紀から19世紀のハワイを思わせるような風景画や写真、文献などが展示されています。

パシフィックギャラリーは、2階建てのギャラリーで、太平洋諸島を含むオセアニア全体についての展示があります。

1階では、カヌーの模型や太平洋の学者の映像などで、太平洋諸島の民族について知ることができます。

2階では、考古学や言語学、DNA鑑定など様々な側面から、先祖と移民について知ることができます。

サイエンスアドベンチャーセンターは、今までの文化的な展示とは異なり、ハワイの自然に迫る科学館になっています。

3Dグラフィックや模型による、ハワイの成り立ちや火山の展示やハワイならではの動植物の標本の展示などがあります。

 

また、期間限定の特別展示を行っているエリアとして

・ロングギャラリー
・キャッスル記念館

の2箇所があり、ロングギャラリーでは特別展を、キャッスル記念館1階では巡回展示を、キャッスル記念館2階では、コレクション展示を主に行っています。

 

ビショップミュージアムのプログラム


 

ビショップミュージアムでは、一般的な展示物だけでなく、様々なプログラムもあります。

ビショップミュージアムで行われているプログラムには、大きく分けて

・デイリープログラム
・カルチャープログラム
・グループ体験プログラム

の3つがあります。

デイリープログラムは、毎日行われるプログラムで、

・館内案内
・プラネタリウム
・ハワイの火山

の三種類があります。

プラネタリウム以外の利用料は入館料に含まれており、館内案内は1日4回、プラネタリウムは1日1回日本語でプログラムを行っています。

現在、プラネタリウムの日本語プログラムでは、ポリネシア人の星をコンパスにして海を渡った航海術とその物語を上映しています。

また、今夜の星座を見ることもできます。

ハワイのプラネタリウムですので、日本のプラネタリウムとは違う星空を見ることができます。日本の星空との違いを見るのも面白いでしょうし、夜に実際に星空を見上げてみても面白いでしょう。

カルチャープログラムは、予約の必要なプログラムで、フラレッスンとレイメイキングの体験ができる“ラ・クレア”と敷地内の植物を見るガーデンツアーと、ラウラハを使ってブレスレットをつくるハワイアンクラフトを体験できる“ハワイアンガーデン&クラフトツアー”の2種類があります。

日本語を話せる方が同行してくれるので、英語がわからなくても大丈夫です。

グループ体験プログラムは、10人以上から受けることのできるプログラムで、予算や時間に合わせて、様々なクラフトやレッスンを、企画開催してくれます。こちらのプログラムも予約が必須となっています。

様々なプログラムに参加して、ハワイを丸ごと深く体験してみてはいかがでしょうか。

 

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