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2017.10.23更新
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日用品はやっぱりスーパー!ハワイのスーパーマーケット事情

 

パック旅行など短期間の滞在なら、朝昼晩と美味しいお店を食べ歩くのは旅先の一番のお楽しみです。

でも、賄いがつかないコンドミニアムでしばらく生活するとなると、外食続きでは費用がかさんで仕方がありません。基本的には自炊がメインになります。

コンドミニアムを長期契約しているので、着替えや日用品も預けたままにしていますし、基本的にはそれらも全て現地で調達します。

日本でお馴染みのコンビニもあちこちで見かけるようになりましたが、毎日使うものを安く手に入れるなら、やっぱり現地の人達が普段遣いしているスーパーマーケットがおすすめです。
短期の旅行であっても、リピーターだったり、メインのイベント以外にはお金をかけたくなかったり、おもいっきり低予算で楽しみたいなら、やはりスーパーマーケットを利用しましょう。

英語が話せなくても値段は数字で表示されているし、レジでの精算だから店員さんと特別なやりとりは必要ありません。商品の説明が欲しいときも現物を指させば身振り手振りでコミュニケーションは成立するものです。

「アロハー」と元気よくスーパーマーケットのゲートをくぐりましょう。

 

■用意しておきたい買い物グッズ


グッズ、といっても基本的に日本で買い物するのと一緒、特別なものはいりません。

・エコバッグ
いわゆる「マイバッグ」です。

ハワイでは環境保護、特に海洋生物保護(※)のためにプラスチックバッグ(レジ袋)が廃止されています。2020年にはレジ袋全面禁止法が施行される予定です。スーパーマーケットでは再利用可能なビニール袋や紙バッグを用意してくれていますが、それも2018年からは有料化されることが決まっています。

マイバッグはスーパーマーケットでの必需品です。もちろんスーパーマーケットでも売っていますから、それを利用するのも記念になります。

※海亀がレジ袋をクラゲと間違えて食べてしまい、それがもとで死んでしまう、という話を聞いたことがある方も多いと思います。これはほんの一端で海洋汚染は深刻な問題です。

・電卓
予算オーバーならレジで品物をキャンセルすることもできますが、あまりスマートじゃありません。スマホでもいいけど、電卓をひとつ持っていると便利です。

・クーポン
ハワイ(アメリカ)はクーポン天国。日曜日の新聞には様々なクーポンがどっさりとついてきます。クーポンを使うのは常識だし、それを見越して価格設定されていることも珍しくありません。

新聞の折り込みなんて手に入らないという人も大丈夫。店頭にも置いてあるしスマホのアプリでも対応しています。クーポンはレジで見せるだけなので利用しない手はありません。

・輪ゴム
あたりまえのものが無い。あってもとっても弱くて切れやすかったりします。ビニール袋の口を閉めたり、棒状のものをまとめ置くのにも便利な輪ゴム。これは日本から持参した方がいいです。

 

■まとめ買いが基本


さてお店に着きました。日本との一番の違いは…カートがでかい!

最近は日本でも大型のショッピングセンターやホームセンターに行くと大きなカートを見かけることがありますが、こちらでは“大きなカート”しかありません。現地の人はまとめ買いするのがあたりまえなのでこの仕様になっております。日本でよく使う買い物カゴが置いてあるのは狭いお店だけです。

 

■特売品はチラシでチェック


店頭にはその日のチラシが置いてある、または貼ってあるかのどちらかです。英語が読めなくても写真と数字で見当がつきます。せっかくなのでチェックしておきましょう。

チラシと一緒にクーポンの確認もお忘れなく。

 

■1回の買い物でも会員の方がおトクな場合も


日本と同様、お店ごとに会員を募集しています。「1回しか利用しないからいいや」と面倒くさがらずに会員特典を確認しましょう。会員価格が設定されている商品がいっぱいあるし、入会時にその日に使える金券やクーポンがもらえることだってあります。

会員証は即日発行、もちろん入会費や年会費はかかりません(有料会員制のお店もありますが、そういうところはそもそも会員以外は入店できません)。

 

■なんでもちょっと多め、大量で賞味期限も…


カートが大きいだけあって、箱詰め、ボトル詰め商品のサイズは日本に比べると大きめです。そのせいか(というか日本が短すぎると思うのですが)賞味期限・消費期限が長めに設定されています。

 

■肉も野菜も量り売り


パック売りも見るようになりましたが、基本的に生鮮食品は量り売りです。単位がポンド(lb)なので馴染みがないかもしれませんが、売り場にポンド単位の秤が置いてあるので袋に詰めて計れば大体の値段はわかります。

ドライフルーツやナッツ、シリアルも必要な分だけ計って買うことができます。

 

■試食したいなら「Try?」


お惣菜コーナーはスーパーマーケットの楽しみのひとつです。といっても、そこに並んでいるのはお馴染みの食べ物、というわけにはいきません。ポキだのロミロミだのラウラウだのと聞き慣れない言葉ばかり。そんなときは商品を指さして、売り場の店員さんに「Try?」とひと言。楊枝にさしたり、ちょこっとスプーンですくって味見させてくれます。

 

■レジで精算


レジのカウンターはベルトコンベアーになっています。カートの商品を自分でベルトコンベアーに並べます。前の人の商品の後ろにバーが置いてありますから、その後に並べてください。並べ終わったら後ろの人の商品と区別できるようバーを置きます。

最近は自分で商品のバーコードをセンサーに通すセルフレジも増えてきました。

支払は現金、カード、トラベラーズチェックが使えます。

 

■まとめ


スーパーマーケットや市場は、その土地の暮らしを一番身近に感じることのできる場所です。ホテルの部屋で食事するとしても、スーパーのお惣菜の方がバラエティに富んでいて好きなものだけ揃えることができますから、コンビニ弁当よりも楽しいと思います。

お土産だって、定番よりもスーパーマーケットで売っているお菓子や雑貨の方が受けますよ。

短い滞在でも同じスーパーマーケットに2度3度と通えばレジ係が「アロハ~」と気軽に挨拶してくれるようになります。ハワイの生活がグッとつまったスーパーマーケット、一度のぞいてみてください。

 

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