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2017.4.3更新
ichi
浜辺のSlice of Life #05 チャリンコサーファー

80年代後半ぐらいのトライフィンが話題になり始めた頃、自転車にキャリア(サーフボードラックと後年呼ばれるようになった)を付けてボードを運ぶことが湘南辺りで始まったと思う。 

それ以前であれば、リヤカーもどきにボードを積んで自転車かカブで移動していたように記憶している。
また湘南辺りというのは、千葉や伊豆、八丈島、種子島、茨城では見かけたことが無かったからだ。

都市伝説なのか、キャリー(サーフボードラック)については特許を取得した商品で、その取得した人は億万長者となったなどと実しやかに囁かれたりしていた。

アパートやマンションの屋外施設としてシャワーが付帯することと同じく、このキャリー(サーフボードラック)付き自転車が町の風景としていつのまにか馴染んでいた。

このキャリー(サーフボードラック)はローカルではすごく便利だと思うのだけれど、当初は使い方に疑問があった。
ボードのフィンを外側に向けて積む輩が多々いたのだ。
言うまでもないけれど、壁や自動車ましてや誰かを擦ったら危険なのだ。
とは言え、しばらくすればローカルの暗黙の了解が良い方に働き、そんな積み方も見なくはなったが。

ワタクシはどうかって!?
湘南生まれで湘南育ちだが、マリンスポーツには全く縁がない人生を送っている次第だ。

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