アロハなビーチライフスタイル情報サイト-hawaii.jp

2018.3.13更新
本間
ハワイの地ビールでヒパヒパ!アロハ精神で醸される「コナ・ブリューイング・カンパニー」

 

「アロハ精神でビール造りをしています」ホームページで高らかにうたう“コナ・ブリューイング・カンパニー”。ハワイ島にある醸造所を訪ねればそれも納得。太陽光発電や節水、廃棄物の徹底したりリサイクルを行うなど、自然との繋がりを大切にしたビール造りを見学できます。試飲もできるし、オリジナルグッズのお土産も楽しみな工場見学ツアーに是非参加してみましょう。

 

■コナビールはアロハの心で造られています


可愛らしいゲッコー(Gecko)(※)のラベルでお馴染みの「ハアワイアン・コナ・ビール」。その本拠地はハワイ島カイルア・コナ。オアフ島の直営店でも生ビールを楽しむことができますが、できればハワイ島の本社を訪ねたいところです。

※ゲッコーとは日本でいう「ヤモリ」のこと。ハワイでも幸せの守り神アウマクア(AUMAKUA)の化身として大切にされています。

「コナ・ブリューイング・カンパニー」は1994年、キャメロン・ヒーリー(Camelon Healy)と息子のプーン・カルサ(Spoon Khalsa)によって設立されました。

 

●設立の精神は「アロハ」

サイトには「アロハは単なる挨拶や愛情表現の言葉ではありません。そこには言葉を越えた心の働き、自分を取り巻く自然や人々との繋がり、それらへの感謝の全てがこめられています。アロハとは生き方そのものです。私たちはアロハの精神にしたがってビール造りを行っています」とあります。

コナビールにはアロハの心が一杯つまっているのです。

 

 

■試飲とお土産つきの工場見学は毎日開催


コナ・ブリューイング・カンパニーの工場見学は毎日開催されています。時間は10:30と15:00の2回。参加費は5ドル。事前の予約が必要です。

ツアー時間は約1時間。英語によるガイドですが、実際の行程を目の当たりにしながらなので英語が苦手な人でも内容は理解できます。

予約と参加手続きは、入口にあるキオスク「Glowler Shack」で行います。ネットでの事前予約も受け付けています。アルコールに関わることなので身分証明書がないとツアーには参加できません。

ハワイで飲めるコナの生ビールは全てここで生産されています。ちなみにボトルビールはアメリカ本土の工場でも生産されているので、厳密にコナのハワイ地ビールというなら、ハワイに来ないと飲めないことになります。

ビール造りを解説付きで見ることが楽しいのはもちろん、ビールの製造工程で使用される電力は全て屋上に接地された太陽光パネルで補っていること、使用後のウィスキー樽を使って工場内でできる結露を集めて庭園や敷地内の灌漑用水として利用していること、麦芽の絞りカスは自家牧場や近隣の酪農家で餌として再利用し、そこでつくられた乳製品をレストラン・パブで使用していることなど、徹底した環境への心遣いに感心させられます。

見学の後はお楽しみの試飲タイム。数ある製品から4種類のビールを選んで飲むことができます。1杯120ml(4オンス)なので、4杯飲めば500ml缶ビール1本分くらいあります。もれなくお土産のオリジナルグッズもついてきます(グッズは毎回変わります)から5ドルの元は充分取れますね。

 

●工場見学

開催日時:毎日(10:30/15:00)
現地での予約:キオスク「Glowler Shack」
ネット予約:http://konabrewingco.com/brewery/
参加費:5ドル
※身分証明書が必要
※試飲とオリジナルグッズのお土産あり

ショップも併設しているので、ビール好きの知り合い向けのお土産探しにもってこいです。

 

 

■コナ・ブリューイングの主なビール


・LONGBOARD ISLAND LAGAER

伝統的なロングボードにちなんだ名前の通りのオーソドックスなラガービールです。コナビールを飲むならまずはこれから。

 

・BIG WAVE GOLDEN ALE

 軽い口当たりのエールタイプ。トロピカルなホップのアロマとちょっときかせたカラメルの風味が料理の味を引き立てます。

 

・HANALEI ISLAND IPA

個人的には、これが一番ハワイの地ビールらしいと思っています。ホップとトロピカルフルーツのような香りがウキウキとした味わいをつくり出しています。

 

・FIRE ROCK PALE ALE

ローストモルトを使ったアロマとフレーバーが飲んだ瞬間にガツンとくるビールです。ちょっと塩辛いハワイの伝統的な肉料理に合います。

 

・KONAHA BLONDE ALE

「ハワイの夏」をイメージして造られているそうです。風のように軽く、熟したマンゴのフレーバーがあなたをてっぺんへといざなってくれます(と、メニューに解説してある)。ビーチで飲みたい味だけど、ハワイでは野外での飲酒はNGなんですよね。

 

他にも限定上醸造のCATAWAY IPAや根強いファンを持つLAVAMAN RED ALEがあります。これらはコナ・ブリューイング・パブでいつでも飲むことができます。さらに季節限定ビールが3種類、23周年を記念したLanai Series 4種類もあるので、どれをいこうか目移りして仕方ありません。

 

 

■コナ・ブリューイング・パブ


工場に併設されたレストラン・パブ。いつでも行列必須の人気店です。出来たての生ビールを片手に石窯で焼く数種類のオリジナル・ピザにかぶりつきましょう。

私のおすすめは「Pahoehoe Spicy Chicken」。自家製牧場でつくられたモッツァレラとブルーチーズにオニオンたっぷりのレッドホットソースの組み合わせが最高。LagerやAleどちらと合わせてもミックスアップの美味しさです。

毎週日曜日の夜は様々ジャンルの生演奏も楽しめます。

 

最新の記事をもっと見る >

サイト内検索
閉じる
カテゴリから記事を探す
話題のキーワード
pagetopへ