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2018.2.27更新
本間
日本の感覚だと戸惑うかも!?ハワイのトイレ事情

 

トイレ先進国の日本人にとって、海外旅行で苦労するのが「トイレ」。それは世界的な観光地ハワイでも変わりありません。「トイレ事情に恵まれすぎている日本がおかしい」といってしまえばそれまでですが、せっかくの楽しい旅をトレイで台無しにしないために、前もってハワイのトイレ事情を知っておきましょう。

 

■ワイキキでもトイレは簡単に見つからない


日本人にとってハワイのトイレ事情は決していいものとはいえません。海外旅行慣れしている人なら「ハワイのトイレ?他に比べたらいい方だよ」というでしょうが、山のてっぺんにまでウォシュレット完備のトイレがある国の人間にとっては結構なストレスになります。

まずトイレ自体を探すことが日本のように簡単ではありません。それは一番の繁華街であるワイキキでも同じです。

公衆トイレは限られた場所にしかありません。大きな公園などの公共施設には設置されていますが、人気のない場所にあるトイレの使用はおすすめできません。夜の公衆トイレも使わない方が安全です。ショッピングセンターや公共施設のトイレでも、子供だけで行かせることは絶対止めてください。

コンビニにも、日本では当たり前の「ご自由にお使いください」トイレはありません。ファーストフード店にもないのがデフォルトです。それ以外の飲食店でもトイレは他の店との共有が多く、普段は施錠されていて使用するときはお店の人にキーを借りなくてはいけません。

人の出入りが自由なホテルでも、大抵は宿泊客かレストランなどの利用客しかトイレを使わせてくれません。こちらもキーを持っていないと使えません。

トイレを使うならショッピングセンター、モールがいいでしょう。トイレの近い人は、自分の行動範囲のどこにそれらの施設があるか把握しておくと焦らずに済みます。お店に入ったら、まず店内マップをもらってトイレの場所を確認します。衛生面を気にする人は前もって下見をしておかないと大型店舗でも「思ったより汚くて使う気になれない」なんてこともあるのでご注意を。

ワイキキ周辺でおすすめのトイレをご紹介します。

●T Galleria By DFS HAWAII
営業時間:  9時30分~23時00分

●ロイヤルハワイアンセンター
営業時間: 10時~22時

●インターナショナル・マーケットプレイス
営業時間: 水~日・10時~22時

●メイシーズ
営業時間:10時~23時

 

■「トイレはどこですか」はちょっと恥ずかしい言い方です


英語でトイレ、トイレットは便器そのものを表す言葉です。“Where is the toilet?”だと「便器はどこですか?」と聞いているようなもの。まっすぐすぎて恥ずかしいですし、ホームセンターなら便器売り場に案内されてしまうかもしれません。

トイレは、「レストルーム(Restroom)」または「バスルーム(Bathroom)」と表現します。

“Can you tell me how to get to restroom?”

または

“Where is the Bathroom?”

と聞きましょう。

トイレのサインは基本的に英語表記です。たまにハワイ語表記を見ることもあります。その場合、「男性=Kane」「女性=Wahine」「家庭用(ファミリー・多目的)Ohana」です。

ハワイのトイレでチップは必要ありません。

 

■ハワイのトイレはセミ・オープン


トイレに入って違和感を覚えるのは、上下が空いていること。閉まっているドアの下からは座っている足が見えますし、上はのぞき込もうと思えばできる高さです。上下が空いているのは、使用中なのがわかるためと防犯のためです。

防犯のため、といわれても人気のないところでセミオープンのトイレに無防備でしゃがんでいるのは結構不安です。人がいたらいたでズリ下げたズボンや下着が丸見えなのも、音やニオイも……これは慣れるしかありません。

便器の高さは高いです。男性でも便座に座ると足がブラブラしてしまうことがあります。男性用便器も高いものと低いものが並んでいることがあります。高い方を選ぶとつま先立ちしないと用を足せない場合もあるので、人が並んでいるときは低い方を選ぶといいでしょう。

 

■ウォシュレットはない


当然といえば当然なのですが、ウォシュレットを期待しないでください。便座を除菌するアルコールもありません(便座に引くペーパーは見たことがあります)。

トイレットペーパーは日本のものに比べるとゴワゴワです。手の届くところに予備が用意されているとは限りません。

手を洗った後は、備え付けのペーパータオルを使うのが普通です。

 

■日本から持っていきたいもの


知り合いのウォシュレット慣れした子供が、いつまでもお尻が汚れているような気がするといってトイレットペーパーを使いまくって処理に困ってしまったことがあります。そんなことにならないよう、神経質な人はトイレを快適に使うために日本からある程度準備していきましょう。

 

・流せるウエットティッシュまたは携帯ウォシュレット
ティッシュは必ず、流せるものを!

・トイレットペーパー
お尻に問題のある人にとってハワイのトイレットペーパーは辛いかも。

・消毒用アルコール
便座だけではなく、ハンドタオルを引き出すレバーの消毒にも使えます。

・ハンカチ、ハンドタオル
これは当たり前ですが、念のため。

 

ハワイに限らず、トレイ事情はお国によって様々です。郷に入れば郷に従え、あまり神経質にならず「あきらめ」が快適にトイレを使うためのコツです。

ただし、トイレの場所だけは前もって調べておいて損はありませんよ。

 

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