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2018.2.5更新
ayaka
「何もない」ことが魅力!モロカイ島でそのままのハワイを楽しむ

 

ハワイには島ごとに様々な歴史や見所があり、全く異なる魅力を持っています。モロカイ島は開発が遅れている分自然にあふれ、「何もない」ことが大きな魅力とも言われています。具体的にはどのようなことなのか、モロカイ島の見どころを紹介します。

 

自然に溢れるモロカイ島


●モロカイ島とは

ハワイのモロカイ島は、オアフ島から40㎞、マウイ島から13km離れている東西に細長い島です。北東の海岸に高さ1,100~1,200mの世界最大の崖がそそり立ち、南側の沖にはハワイ最長のサンゴ礁が約45kmにわたり広がっています。

モロカイ島北部の素晴らしい景観が望めるカラウパパ国立歴史公園は、昔ハンセン病患者を隔離していた場所で、モロカイ島で一番人を惹き付けます。モロカイ島は、フラが誕生した島で、白浜がきれいなハワイ最大のビーチ、パポハク・ビーチでは毎年フラの催しが開かれています。

 

●モロカイ島の地理、気候

モロカイ島は、オアフ島とマウイ島の間にあります。マウイ島から13kmしか離れていないので、マウイ島北西から海越しに眺めます。ハワイでは大きさは5番目の島ですが、全長は61km、幅は最長でも16kmに過ぎません。モロカイ島は、年中気候は安定していて心地良く過ごせます。島の西部はからっとしていますが、東部の山なみは雨が多く降ります。

 

モロカイ島への旅のポイント


モロカイ島には、島の中心部にモロカイ空港があります。ただ日本からの直行便はありません。オアフ島のホノルル国際空港から約30分で到着します。フライトを就航しているのは、ハワイアン航空、アイランドエアーです。

また、モロカイ島のカウナカカイ港とマウイ島ラハイナ港を結ぶフェリーが就航しています。所要時間は約2時間です。

モロカイ島には公共交通機関がなく、タクシーも少ないので、レンタカーがないと困ります。カマコウ山の斜面に広がる自然保護地区や高地へ行くには、4WDの車が欠かせません。レンタカーの営業所は空港にあります。

旅のポイントとして、島巡りの拠点となるのは港町カウナカカイです。マウイ島に宿泊して、日帰りでモロカイ島を観光するのも推奨します。12月から5月にはホエール・ウォッチングも楽しめます。

 

モロカイ島の観光スポットは多い


●モロカイ島各地域の観光のポイント

モロカイ島の北部、海に面した断崖はその高さは世界一とされています。パラアウ州立公園から、ハイキング・トレイルを歩くと雄大な眺めが楽しめます。モロカイ島の南部、アメリカ最大の岩礁の美しさを楽しめます。海の交通量が他の島より飛び抜けて少ないので、サンゴ礁の美しさは抜きん出ています。海が穏やかなので、カヤックをするには打ってつけです。

モロカイ島の東部には、ハラヴァ渓谷があります。渓谷内の自然を満喫するには、専門のガイドが不可欠です。ガイドと歩ける初心者向けのハイキング・トレイルが用意されています。モロカイ島の西部、パポハク・ビーチのサンセットを見るのも至福のひと時です。聞こえるのは波の音だけという静かな海岸です。

 

●モロカイ島は見所が多い

カラウパパ国立歴史公園は、以前ハンセン病患者を隔離した場所として知られています。また、ハワイ唯一のプルメリア・ファームがモロカイ島にあります。島の中央部にあるモロカイ・プルメリアでは、予約が要りますがレイの作り方を教えてくれます。

また港町カウナカカイは、モロカイ島で1つだけの信号機のある町です。島の中心地となります。カウナカカイは、町ができてからほとんど変化していないレトロ・タウンです。

また、島でただ1軒のベーカリー、カネミツ・ベーカリーのホットブレッドと呼ばれる焼きたてのパンが島の名物になっています。また、オーガニック・ファームであるクム・ファームでは、果物、野菜の直販、料理教室を行っています。また、島独自のイベントとして、カヌー・レースとフラの発祥を祝う催しがあります。

 

モロカイ島の楽しみ方


●手つかずの自然、景観

モロカイ島の見所は、昔からの自然の文化や手つかずの自然が多く残っていることです。ハラヴァ渓谷は、熱帯の魅了される花々と目を丸くするような景観で有名です。トレイルの到達点からは、高低差76mのモオウラ滝が見えて、昼食をしながら休憩するには持ってこいの場所です。ハイキングは私有地を通り過ぎるので、ガイド付きが条件となります。

また、カラウパパ国立歴史公園では、自然保護と教育活動を展開しています。ミュール(馬とロバを交配した動物)に乗って、カラウパパ半島を下ることができます。カラウパパの歴史や、ここでハンセン病患者の世話に取り組んだ神父の話を聞けます。

 

●海で楽しもう

カウナカカイはモロカイ島最大の港町で、フィッシング、シュノーケリング、ホエール・ウォッチングのチャーターボートが停泊しています。昔ながらの店が並び、昔懐かしいハワイを連想させます。

また、パポハク・ビーチはハワイで最大の白砂ビーチのひとつです。日光浴、ピクニック、キャンプにも打ってつけです。また、ホエール・ウォッチングは、世界で最も素晴らしいとされています。モロカイ島の南海岸は、穏やかで水が澄んでいて観るには最高のスポットです。ホエール・ウォッチングの時期(12月から5月)は、カウナカカイ港とマウイ島ラハイナ港の間でフェリーが航行しています。

 

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