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2017.12.20更新
ayaka
ハワイで意外な進化を遂げた日本食文化とは

 

ハワイと日本の繋がり


ハワイは毎年多くの日本人が訪れる、人気の高い観光地です。海水浴やショッピング、自然を満喫したり、ハワイの伝統文化やハワイならではの食事を楽しむことができます。

日本とハワイは、歴史的に深い繋がりを持ち続けてきました。ハワイには日本食レストランが多くありますし、何だかちょっと変わった日本食もよく見かけます。ハワイには今も日系人が多く暮らし、彼らが時間をかけて作り上げた食文化が息づいています。

 

日本人移民が多い


ハワイでは1830年頃から、サトウキビ畑や精糖工場での労働力が必要になり、中国、ポルトガル、ドイツなど各国から移民を受け入れました。日本からは1868年に149人が初めてハワイに渡りましたが、あまりの厳しい労働と生活苦により、ハワイに残ることはできませんでした。その後1885年に移住が再開されると日本人移民が増え、サトウキビ労働者の約7割を占めるまでになります。日本人がハワイに移住できなくなる1924年までの間に、約22万人もの日本人が渡り、多くの人がそのままハワイに残りました。

 

日本の文化が根付く


ハワイに残った人達は、日系アメリカ人としてハワイ社会に貢献していきます。現在でもハワイ州には日本人が多く住み、人口に対する日系人の比率が最も高くなっています。

日本人が多く、歴史的に深い繋がりを持つため、ハワイには日本文化が多く残されています。ハワイに移住した人達はサトウキビ労働者だけではなく、日本人のための教師や医師、お坊さんなどもいました。現在でも100ヶ所以上のお寺があるといわれています。他にも「盆ダンス」と称して盆踊りも行われますし、アロハシャツは着物がルーツといわれています。

 

日本の食文化も


このようにハワイに日本文化が定着しましたが、日本の食文化も愛されています。時間の経過と共に、ハワイの気候風土と融合した独特な日本食に変化しています。

例えば、いなり寿司といえば日本では俵型ですが、ハワイでは三角形をしています。油揚げを三角形に切って円錐形にしているために「コーン寿司」と呼ばれ、中には混ぜご飯が入っています。ハワイは暑く食べ物が痛みやすいので、酢飯のいなり寿司は重宝されるのでしょう。

 

・刺身のツマはキャベツ

ハワイでも、新鮮なマグロやサーモンのお刺身が食べられます。日系人のお正月料理に欠かせないものになっていますが、お刺身のツマがなぜかキャベツの千切りです。

マグロやサーモンを海藻と塩で和えたポリネシア料理である「ポキ」も、玉ねぎやトマト、ごま油やわさびを入れるなどして、まるでマグロ丼のようになりました。

すき焼きも食べられていて、現地では「チキンヘッカ」と変化しました。チキンなので牛肉ではありません。鶏モモ肉・クレソン・ネギ・椎茸・春雨を醤油と砂糖、出汁で煮て作るので、日本のすき焼きとはかなり違いがあります。

 

・ハワイの唐揚げ

日本で人気のある唐揚げは、ハワイでも「モコチキン」の名前で親しまれています。見た目は唐揚げと変わりがありませんが、衣に餅粉を使用しているので食感がモチモチとしています。プレートランチの定番となり、ハワイらしく量がたっぷりでマカロニサラダも付いています。

ハワイの料理は全体に甘めの味付けです。醤油もかなり甘口で、「アロハ醤油」は日本食には欠かせません。驚くことに、ご飯やおかず、何にでもかけて使われています。レギュラーや照り焼き、減塩、バーベキューソース味など種類も豊富です。

 

・スパムむすびが人気

ハワイにはおむすびもあります。値段が安く手軽に食べられる、スパムむすびが人気です。スパムをスライスしたものを挟み海苔で巻いて作ります。日系人の女性が作ったのが始まりとされ、今ではスーパーやコンビニなどで広く販売されています。

納豆もあり、日本産の冷凍納豆も売っていますが、地元ハワイの豆腐店もあり、納豆、豆腐の他に厚揚げやこんにゃくなども売っています。この他に、スーパーには梅干や漬物もあります。

 

・スイーツも人気

日本食文化では、お菓子も引けを取りません。日本の大福は「モチ」と呼ばれ、広く親しまれています。スーパーではごく普通に餅粉が売られています。大福の味はブルーベリー味やピーナッツバター&ミルクチョコレート味などと、日本では考えられないものばかりですが意外と美味しく、モチスイーツはハワイに定着しています。

かきもちもあります。せんべいやあられをまとめてかきもちと呼び、甘めのものからスパイスの効いたものまで、いろいろな種類があります。日本のかき氷から生まれた、シェイブアイスもあります。

 

ハワイに定着した言葉


日系の移民が使用していて、ハワイにそのまま根付いた言葉もあります。「ベントウ」は、日本と同じくご飯とおかずが詰められていて、スーパーで買うことができます。「おかずや」は日本のお惣菜屋さんに当たります。日本で水に物を落とした時に「ボチャッ」といいますが、ハワイではお風呂に入るという意味で「ボチャ」が使われています。また、焼く・BBQなどの意味で使われる「ヒバチ」など、日本の懐かしい趣のある言葉が使われています。ハワイを訪れたなら、ぜひこのようなハワイの日本食を味わい、歴史に想いを馳せてはいかがでしょうか。

 

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