ハワイのあいさつ「アロハ(ALOHA)」の意味、ご存知ですか?
誰しもが知っている言葉、アロハ。ハワイの挨拶でしょ? と思っている人も多かもしれないけど、実は、知れ……
ハワイは20世紀に入って以来、観光地として栄えてきた土地です。
19世紀以前はサトウキビのプランテーションが主要産業だったのですが、太平洋の要衝「真珠湾」を要していることから太平洋戦争においてアメリカ軍の拠点として多くの軍人が滞在し、終戦後に彼らが「常夏の楽園」という評判を広めたことから観光地として世界的に有名になりました。
その為、ハワイの州都であり最大の都市であるオアフ島・ホノルル市は観光地としての街づくりが推し進められており、50年来の主要な顧客で歴史的にもいろいろと縁がある日本人向けに日本語がある程度通じるほどです。
確かにそうした観光施設が現在のハワイの顔と言えるでしょう。しかしあらかじめ用意された表面だけを見て帰ってしまっては、真にハワイを楽しめたとはいえないのではないでしょうか。
そこで今回は商業施設ではなく、ハワイの自然を楽しめる観光スポットを紹介します。
ハワイ諸島はホットスポットと呼ばれるマグマ溜まりの噴火によって島が作られ、その島が太平洋プレートによって流されることで一直線に島々が並ぶ諸島となりました。そのため太平洋の真ん中にあるにもかかわらずサンゴ礁の島と違って比較的標高が高く、北西にある古い島ほど小さく、さらに北西の海底にはハワイ-天皇海山群という島の名残が存在しています。
このような成り立ちにより、ハワイ諸島の島々はすべからく火山島なわけですが、オアフ島の火山で最も有名なのが島の南方にそびえる丘、「ダイヤモンドヘッド」です。
ダイヤモンドヘッドは、オアフ島の北西から南東に向けて走るコオラウ山脈の南端に位置します。40万~50万年前に水蒸気爆発によって作られたカルデア状の地形で、その成り立ちからタフリングという種類に分類されます。
名前はヨーロッパ人がこの山でダイヤモンド(実際には方解石というありふれた鉱物の結晶)を発見したことから付けられ、ハワイ語ではレアヒ(マグロの額)と呼ばれています。
標高は232mとそれほど高い山ではありませんが、登山道の舗装はされておらず急な階段も多いので、サンダル履きでの登山はオススメできません。山頂(といっても頂上付近は大昔に吹き飛んでしまったので外縁部になります)からは、オアフ島の南部を一望することができます。
他にも、ダイヤモンドヘッドは20世紀前半は要塞だったのでその遺構が残っており、現在では観光コースになっています。
ダイヤモンドヘッドと同様に火山噴火によって作られたのが、ダイヤモンドヘッドの東にある内湾、「ハナウマ湾」です。
ダイヤモンドヘッドは高い山が爆発したので低い丘になりましたが、こちらでは低い山が爆発したので湾が出来上がりました。ちなみにもっと高い山が爆発した跡が、ハナウマ湾よりさらに東の「ココヘッド」にあります。
ハナウマ湾の名前は、ハワイ語で「湾」を意味する「hana」と、「曲がった砂浜」を意味する「uma」の合成語であると一般に言われていますが、「uma」には様々な意味があるため現在でも諸説あります。
ハナウマ湾は浅い湾で、透き通るような青い海と熱帯の動植物が特徴の美しいビーチです。しかしここは自然保護区に指定されており、入場には7ドル50セント(約822円)が必要で、自然保護に関するビデオを見た上で入場が許可されます。
他にも様々な禁止事項があるので、事前の下調べが必要になります。しかしながら目を見張るような風光明媚な場所であるので、それだけの価値は十分にあるといえます。
ココヘッドからさらに東、オアフ島最東端にあるのが「マカプウ岬」です。地元ではハイキングコースとして知られる場所で、ワイキキから自動車で30分ほどでたどり着けます。道は舗装されており、傾斜も緩やかなので気軽にハイキングを楽しむことができるでしょう。
広大な太平洋を望む岬の先端からは、モロカイ島やラナイ島などの近隣の島々も見えますし、冬にはクジラが姿を見せることもあるそうです。静かに海を眺めていたい人には特にオススメできる場所です。
それだけではなく、市街地からほどよく離れていることから、夜になると月や星々がはっきりと美しく見ることができます。都会の喧騒を離れ、異国の星空をロマンチックに見上げることができるでしょう。
コオラウ山脈をはさんでホノルルやワイキキの反対側、島の北部のノースショアにある地域が「ハレイワ」です。地理的にだけではなく、にぎやかな観光地であるホノルル周辺とは真逆の、のどかなビーチが広がっています。
また、ハレイワはサーファーの間では聖地とも呼ばれている場所です。冬になるとハワイで最も高い波が押し寄せ、またビッグウェーブに乗るべく世界中からサーファーたちが押し寄せてきます。
世界的なサーフィン大会もここハレイワで複数開催されます。もちろん、サーフィン初心者がそんな荒波の中に飛び込んで行っては大変危険なわけですが、夏季には波は穏やかになりますし、冬場でも波がおとなしい場所、逆に夏に大波が来るスポットもあります。
そういった場所で1からサーフィンを学ぶというのもハレイワの楽しみ方でしょう。

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