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2017.10.18更新
ayaka
実はなじみ深い!【ハワイの音楽】をぜひ身近に感じよう

 

■ハワイアン音楽の成り立ち


アロハ、ハワイアン音楽は幅広い種類があり、個々に特徴があります。

ハワイアン音楽は、ハワイにおいて長い歴史を持つ「ウクレレ」や「スライディングギター」を使った音楽です。南国的な気候を連想しやすい落ち着きのあるメロディが典型的で、そののんびりとしたメロディは、フラのイメージにもフィットします。ハワイの民族音楽に、アメリカの音楽のリズムやハーモニーが盛り込まれて構成された音楽をハワイアン音楽と呼びます。加えて、ハワイアンポップスのことを現わしたり、これらをまとめて「ハワイアン」と言います。

ハワイアン音楽のジャンルとして、ポップスやロックの色合いが濃く、地元ハワイでも人気のある「コンテンポラリー」があります。また、ハワイアン音楽の要素を残して、独特の編曲を組み入れることで、耳ざわりの良さに重点を置く「アイランド・コンテンポラリー」があります。また、ハワイの景色がイメージできるようなメロディを持つのが「ハワイアンカントリー」です。

ハワイアン音楽は、世界各国の音楽を取り込み、ハワイの文化と合わせることでできた混成の音楽です。元々、メロディやハーモニーの基礎となるのは、ヨーロッパやアメリカなどから広まったキリスト教の讃美歌です。

ハワイアン音楽に必要なウクレレやギターも外国から入ってきたものです。ウクレレを持ってきたのは、ポルトガルの移民です。ギターはメキシコから入ってきました。

さらに、英語で歌われるようになったのは、第2次世界大戦後に観光地としてハワイを売り込む頃からです。アメリカ人のリゾート客に向けたキャンペーン活動の一連の流れの中で、英語でハワイアンの曲を歌うようになったのです。

そうすると、とうとう日本人のミュージシャンが出たり、アメリカ人が作曲したりと何があってもおかしくない状況になりました。こうして、ハワイアン音楽が、国をまたいでスピードアップして広まったのです。

 

■日本でのハワイアン音楽の流行


日本におけるハワイアン音楽の実演は、古く大正時代です。東京でハワイアン・フラグループによって実演されています。大正末期にアルトサックス、スチールギターを使うハワイ系ジャズ楽団が、手品の公開の際の伴奏音楽として演奏したのが始まりです。

その後、昭和に入って、ジャズの要素も取り入れたハワイアンのプロバンドが結成されて活躍し、その後もプロのバンド、歌手を輩出しています。

第2次世界大戦後、駐留軍でハワイアン音楽が求められ、多くのバンドがプロデビューしました。日本にハワイアン音楽が一般受けし始めた頃です。ハワイアン音楽を歌う歌手が何組もいて、その穏やかなメロディは、昭和20~40年代頃の日本の音楽シーンにひとつの流行を作ったのです。

元来、ハワイの民族音楽は少数民族の哀愁や精神的な強さを表現していて、日本人が見るハワイとは観点が違います。しかしその当時は海外旅行も今ほど行われていないため、日本人から見てハワイは、今よりももっとあこがれの観光地でした。そうして本来の先住民族の音楽とは一味違う、ハワイのワイキキ、ウクレレといった主として明るいイメージのハワイアン音楽が作られたのです。

そして、それがオリジナルなタイプとして、日本の歌謡界に一時代を築いたのです。その中には、スチールギターを駆使し、むせび泣くようなハーモニーが魅力のハワイアンからムード歌謡に転身したグループもいます。また、紅白歌合戦に3年連続出場した女性歌手が、日本におけるハワイアン音楽を流行させたのです。

 

■ハワイアン音楽の特徴


ハワイアン音楽の魅力として、ウクレレやスチールギターの奏でる音もあります。

ウクレレは、ギターに思いを持ちながら、大きくてまだ演奏できない子どもから、大人、年配の方にも年齢、性別に限らず人気のある楽器です。初めて手に持った日から、1曲弾けることもできます。音もほんわかした感じで、楽器自体も小さく価格もお手頃です。弦は柔らかく、指を痛めたりしないのが魅力です。

またスチールギターは、ハワイアン音楽の中でも最も音に持ち味があり、ムードを醸し出します。一般のギターを奏でる体勢と違って、水平に置いて演奏します。ほとんど指で弦を押さえる一般のギターとは違い、スライドバーを多く使うのが演奏の仕方の特徴です。安らかで温もりを感じる響きで魅力があり、ほんわかした気持ちになります。

さらに、男性のファルセットボイスも魅力的で、泣き、哀愁を表現する曲によく使われます。ファルセットは、息漏れが多く、普段の声からの境界線でひっくり返るようになるのですが、ハワイアン音楽では、その境界線の部分が柔らかな大人の魅力となります。

日本のハワイアン出身のムード歌謡のグループにも、見事なファルセットを使う歌手もいます。確かに、泣き、哀愁が漂い、後進のプロのバンドの憧れの対象となっていました。そのハワイアン出身のムード歌謡グループの影響を受けて、数多くのグループが誕生し、日本の昭和の音楽シーンに、ムード歌謡が一時代を築きました。

 

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