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2017.10.12更新
本間
自転車で「アロハー!」ハワイアンサイクリングはいかが?

 

ハワイ・オアフ島はハワイで3番目に大きい島です。島を一周する道路は約200km(西側のカナエ岬は車両進入禁止区域なのでは完全一周できない)。見所も満載なのでドライブするには丁度いい距離です。

でも、この200kmという距離、自転車好きにとってもなかなか丁度いい距離なのです。それが証拠にオアフ島を一周するコースを含むサイクリングイベント「ツールドオアフオアフ島ライド」は毎年開催されています。

「自転車で200kmご冗談でしょう!」という声が聞こえてきます。今回取り上げるのはサイクリングといってもそんな本格的なものではなく、ハワイでちょっと自転車に乗っていつもとは視点を変えてみませんか、というお話です。

 

ポタリングという言葉、ご存知ですか


自転車の乗り方に「ポタリング」とうのがあります。ポタリングのポター(potter)は「ぶらぶらする」「ノンビリする」という意味です。これに「~ing」をつけた造語が「Pottering」です。その名の通り自転車でそこらをノンビリぶらついてみる乗り方のことです。

ハワイでのサイクリング、まずはこのポタリングでいきたいと思います。

 

ママチャリで構いません…が


ポタリングに必要なのは自転車(当たり前ですね)。それと自転車に乗りやすい服装だけです。本格的な装備は必要ありません。

だだ、せっかくレンタル自転車を借りるなら変速機のついたものを選びましょう。ハワイの島々は火山島です。フラットそうに見えても海岸線は結構起伏が多かったりします。

それに島の風向きは一定ではありません。平らな道でも向かい風に出会ったときは変速機がものをいいます。変速機のないビーチバイクは格好いいのですが、一日楽しむには向いていません。

せっかくのハワイでのサイクリング。どうせなら海岸線を気分よく走ってみたいでしょう。変速機に慣れていないなら、いい機会なので覚えてしまいましょう。少し走ればすぐに慣れます。

 

レンタル自転車を借りましょう


ハワイにはレンタサイクルを行っているショップがあちこちにあります。どのお店も24時間借りて20ドル程度なので、お店の営業時間を気にせず楽しむなら24時間借りてしまう方がいいです。

借りるときはブレーキの効き、変速がスムーズに行えるか、フロントライトとリアリフレクター(反射板・4インチ四方)が装備されているかチェックします。サドルの盗難も多いので、サドルにもキーがつけられるかどうかも確認しておきましょう。

 

まずは市街地をブラブラ


さあ、サイクリングだ!レッツゴー、ダイヤモンドヘッドもいいのですが、ワイキキビーチからダイヤモンドヘッドまではそれほどの距離ではありませんから向かうのは午後からで充分。自転車とハワイの交通ルールになれるためにも、ワイキキ・エリアをブラブラしてみませんか。

車では入っていけない路地や、歩いていくにはちょっと遠い場所でも自転車ならスイスイと辿り着くことができて意外なお店と出会えるかもしれません。

午前中をワイキキ・エリアで過ごして、そうですね、とりあえず午前の目的地はちょっとはずれたお店でランチを楽しむというのはどうでしょうか。

 

交通ルールを頭に入れましょう


街中を走っている間にハワイの交通ルールにも慣れておきます。

右側通行
ご存知のようにハワイは右側通行です。

歩行者優先
信号がなくても交差点では一旦停止。信号のない横断歩道で人が待っているときも必ず停止します。

二段階左折
左折するときは一度反対側に渡ってから方向を変えてもう一度渡るという二段左折が義務づけられています。

歩道は走行禁止
ハワイの歩道は広いところが多いので、日本の感覚で走ってしまいそうになりますが自転車の走行は禁止されています。

自転車用道路を走る
自転車が走る場所は決められています。「BIKE ROUTE」または「BIKE PASS 」が自転車専用道路です。緑色の標識が目印。「BIKE LANE」は大通りに多い自転車用の車線です。自転車が描かれた標識が目印。特に指示がない一般道の場合は、車道の右側を走ります。

駐輪所または駐輪場以外は駐車違反
ハワイは駐輪所・駐輪場が整備されています。決められた場所以外に駐輪すると違反になります。

16歳以下はヘルメット着用

日本ではよほどのことがない限り自転車での違反で罰金を払うことはありません。その感覚でいるとハワイでは痛い目に遭います。これらの規則のどれを破っても罰金が科せられます。旅行者だからといって見逃してはくれません。帰国しても罰金の支払い義務は消えず。放っておくと延滞金が加算されます。

 

ハワイは自転車に優しいところです


どうもハワイで自転車に乗るのは大変そうだ…そう思われるかもしれません。でも、考えてみてください。自転車が走る場所がきちんと決まっている、自転車を停めることが出来る場所がたくさん用意されている上でのルールなんです。自転車にとって安全なインフラを整えないで規則だけ厳しくしているどこかの国とは違います。

 

さあ、ダイヤモンドヘッドへゴー!


お昼を食べ終わったらワイキキビーチからダイヤモンドヘッドを目指しましょう。ダイヤモンドヘッドを一周するコースは自転車になれてきた初心者にピッタリのロケーションです。

行きは上り坂が続きますが、海を見ながら、休憩を取りながら走ればどうってことはありません。上り坂は4~5km程度なので、降りて自転車を押しながら歩いてしまっても大丈夫。

帰りは下り坂で一気にワイキキビーチに戻ってこられます。

日没時間をチェックしておけばサンセット・ツーリングを楽しむことが可能です。

一日、自転車で過ごした後のビールがまた最高ですよ!

 

自転車目線はワクワク目線


何度かワイキキエリアを訪れたことがある方でも、自転車で移動すると行動範囲が一気に広がり、今まで見慣れた海岸線の景色もサドルに乗った高さで見ると違って見えます。

海に向かって一気に下る気持ちよさを体験すれば次はもっと遠くへとハワイアンサイクリングにどっぷりはまってしまうこと間違いなしです。

 

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