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2017.8.18更新
ayaka
ナチュラル素材でレイを作って、ハワイアンスピリット「アロハ」に触れる

レイはハワイの伝統的な装飾品です。

その起源はハワイ諸島に人類が最初にやってきた12世紀まで遡ると考えられています。

はじめはお守りや魔よけとして用いられていたと言われていますが、現在では感謝や祝福の意味をこめた贈り物として用いられています。

ハワイ語での挨拶を「アロハ」と言いますが、元々はレイを贈る際に込められた様々な感情を総括して「アロハ」と呼んでいました。

 

 

レイの持つ意味


 

よその人間から見れば一見ただの首飾りにしか見えないレイですが、実際には数々の技巧が凝らされた芸術品であり、用いられる技法や素材によって様々な意味が与えられています。

首にかけるだけではなく、胸と背中にレイが均等に、真っ直ぐ吊るされるのが正しいかけ方であるとされています。

レイはもらったヒトの前では外してはいけない、というエチケットもあります。

また妊婦が輪になったレイをかけるとへその緒が絡まるという言い伝えがあるので、妊婦には輪になっていないレイを用います。

素材はハワイ諸島に古くからある動植物の素材を使うものと、ヨーロッパ人が持ち込んだ花を使うものがありますが、近年ではセロファンや紙などを用いる場合もあります。

天然素材を用いたレイは高級品であり、高い敬意をもたれていると受け取ることができます。レイの編み方には花を一列に並べただけのシンプルな「クイ」の他、細かく編みこむ「ヒリ」、ツイストさせる「ウィリ」、複数の花を混ぜた「ハク」などがあります。

 

 

たくさんあるレイの種類


 

次に、用いられる花ごとののレイの種類について説明します。
オアフ島を代表するレイである「イリマ」は黄色いハイビスカスの仲間の花です。

かつては王族のみが着用を許されていました。ハワイ島を代表するレイの「オヒアレフア」はハワイ原産の花を用います。花びらではなく無数のおしべが集まった赤い花で、濃厚な香りが特徴です。主に伝統的な儀式で用いられます。

「ピカケ」は最後のハワイ王国王女カイウラニが愛した花で、ジャスミンの白い花です。レイとしては開ききっていない花をビーズのようにつないで用います。結婚式の際に花嫁が身に着けるレイです。

「マイレ」はキョウチクトウ科の植物です。男性用の輪になっていないレイに用いられ、主に結婚式の際に花婿が身に着けます。

「ティーリーフ」はポリネシアから持ち込まれた大きな葉が特徴の木で、葉は食器や包装、衣類にも用いられています。レイとしては邪気払いとして僧侶が用いていました。

「ハラ」はパンダナスの山吹色の花です。「始まりと終わり」という意味を持ち、入学式や卒業式で用いられます。

「マウナ・ロア」は世界最大の活火山であるハワイ島の火山の名を冠した紫色の花です。日持ちするので船旅の際に使われます。

「プア・キカ」は細長い花です。形が葉巻に似ていることから「シガーフラワー」とも呼ばれます。ドライフラワーにすることでみやげ物として用いられています。

「オハイ・アリイ」は中南米産の赤や黄色の花です。晴れの舞台で女性に送られます。

外来種なのですがハワイ語による名前がつけられており、「オハイ」はマメ科の植物、「アリイ」は王室を意味し「王室のオハイ」という意味があります。日本でもオオゴチョウの名前で沖縄三大名花とされています。

他にも蘭の花を使ったオーキッド・レイ、プルメリアの花を用いたプルメリア・レイなども良く用いられ、またセロファンなどで作られた模造品のモデルとしても選ばれます。
花以外にも木の実や海藻などの植物や貝殻が素材としては現在では主流です。

このように様々な素材を用いる理由として、ハワイに古来からある自然への崇拝があります。

自然を通じて「マナ」という神秘の力を得ようとしているわけです。現代でもこの考えは完全になくなったわけではなく、使い終わったレイは単に捨てられるわけではなく、分解して自然に返されています。

また、レイを他人にプレゼントする行為は「マナ」をおすそ分けするという意味もあるようです。

 

ハワイ文化において重要なレイ


 

毎年5月1日はレイ・デイ(Lei Day)として定められています。

1928年に市民の間で草の根的に始まった風習で、日にちはメーデー(May Day)との語呂合わせと、常夏のハワイ諸島でも特に花咲き乱れる季節であることから決められました。

現在ではハワイ各地でレイ作りコンテストなどのイベントが開催される一大イベントとなっています。

それ以外にも、ハワイ諸島を初めて統一してハワイ王国を建国したカメハメハ一世を称える像には、毎年6月11日のカメハメハ大王の日には多数のレイが像にかけられます。

このように、レイはハワイの文化の中でも特に重要な地位を持ったアイテムです。

みなさんもハワイへ旅行に行った際にはレイがどのように使われているのかを観察したり、レイ作り体験会に参加するなどしてみてはいかがでしょうか。

時間がなくてハワイに行く機会がないという方も、日本で受けられるレイ製作講座やレイ作成キットがありますので、そちらで気分だけでもハワイを味わってみてはいかがでしょう。

 

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