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2017.6.16更新
高木智子
ハワイで学ぶ ハワイアンキルトを学ぶ

日本人が大好きなハワイ。過ごしやすい温暖な気候、食べ物も美味しく、楽園とも言われているハワイは、実はアメリカ本土、特に中西部や東海岸のアメリカ人たちにとってもハワイは憧れの土地です。冬の寒さを避け楽園ハワイに行く人たちがたくさんにいます。アメリカ本土からの旅行者は、ワイキキではなくマウイやハワイ島に行くケースが多いようです。

そして注目となっているのが、日本でも人気のキルト。ハワイでこのキルト製作を体験する事が出来るようです。

 

ハワイのキルトはここが違う

いらなくなった色々な生地を使って、その色や大きさで様々なデザインを作っていくキルト。単純なデザインから、結構複雑なデザインまで色々です。もともとはいらなくなった生地を使ったリサイクル。しかしハワイに生地が入ってきたのは19世紀。ハワイアンキルトはあまり生地を使ったリサイクルではなく、貴重な生地をたっぷりと使った贅沢なものとして始まりました。

ハワイアンキルトの特徴としては、余りの生地を組み合わせてデザインを作っていくのではなく、ハワイの花プリメリアやハイビスカスといった植物や動物などを、白をベースとしてそこに赤や青といった大胆な原色の色使いで表していきます。代表的なデザインの中にはハワイ王家の家紋などもあります。見た目がはっきりとして、人目を引くハワイアンキルトはベットカバーといった大きなものから、トートバック、またはハワイならではのデザインのフレームキルトなど色々です。このハワイアンキルト、日本でも専門店があるほど注目されています。

 
ハワイアンキルト体験とは?

ハワイアンキルトが一般に浸透するにしたがって、日本でもハワイアンキルト教室などが開催されています。ハワイに行ったら、このハワイアンキルトの材料、特にハワイならではのデザインを購入する人も多いです。

では、ハワイアンキルトを現地で体験したい方へ! 2通りの方法があります。

1. 現地、または日本でハワイアンキルト教室に申し込む

現地のオプショナルツアー、実際にハワイアンキルトのデザインなどを行っている人が指導してくれます。材料費も込みで作るものによって価格が変わってきますが、35ドルから50ドルほど。時間は2時間くらいです。名前が売れているハワイアンキルト作成者が行っている講習会です。半日コース、日本語ガイドが同行しています。

2. 現地のハワイアンキルトクラフトショップが行っている無料クラスに申し込む

現地のハワイアンキルトクラフトショップの中には、クラフトのキットを購入してくれれば、そのキットを使って講習を受ける事が出来ます。時間は2時間ほど。クラス用にクッションキットを購入することで、無料講習に参加することが出来ます。

クラフトショップの無料教室はショップ側が指定するクラフトキットを購入する必要があります。何度か通うことも可能ですが、無料講習は5回までの参加となっています。

どちらも自分で作ったハワイアンキルトを、作品として持ち帰ることが可能です。ハワイアンキルトの基本的な技術は習得できます。自分で作った作品という思い出にもなるし、これをきっかけに本格的にハワイアンキルトを始める人たちも沢山います。

 
ハワイアンキルトを学ぶ。ついでにレイづくりも

ハワイアンキルト体験は針を扱えれば誰でも参加が可能。6歳以上であればハワイアンキルトの作成が出来ます。親子で参加している人たちも多くいます。

また大きなものはもって帰りたくない、ちょっとだけ体験してみたいという人には小さい写真たてに入れられる、ハワイアンキルトフレームのクラスもあります。お土産にする人たちもいるようです。

ハワイは温暖な気候で、沢山の花が咲き乱れています。ハワイについて歓迎の意味でかけられる花のレイ。本来はジャスミンやプルメリアの生花を使って作ります。このレイをサテンリボンを使って、編みこみながら作る方法も教えてもらう事が可能です。

 
ハワイアンキルトを学ぶ上で気をつけることは?

ハワイアンキルトの講習は1日2時間ほどで受けられるものです。気軽に受けられますが、最近特に無料で受けられる講習に人気が出てきており、直接クラフトショップに行ってもすでに予約でいっぱいということもあります。必ず事前に予約を入れることです。また講習を受ける人は一人ひとりハワイアンキルトのクラフトキットを購入すること。少しでも多くの人たちにハワイアンキルトを楽しんでもらいたい、知ってもらいたいという善意の気持ちから、講習を行っている人たちがほとんどです。善意の気持ちに答えるようにしましょう。

ハワイではこのハワイアンキルトをはじめ、色々なことが体験できます。ハワイと言うと、マリンスポーツというアウトドア的なイメージが強いです。でもたまには自分で何かを作り上げるこのようなクラフトに挑戦してみても良いのでは。最初は小さいフレームキルトから、自分でデザインを考えベットカバーまで作る人たちもいます。ハワイアンキルトで自分の部屋にもハワイの風を吹き込みたいですね。ぜひ挑戦してみましょう。

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