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2017.6.3更新
Hazuki
その”OK”本当に大丈夫!?意外とよくない”OK”のニュアンス

普段、日本語で”OK”という言葉をどのくらい使いますか?
かなり頻繁に使ってるっていう人が多いのではないでしょうか?
その時、どんなニュアンスで使っていますか?
だいたい、「大丈夫」「問題ない」「良い」「了解」といった、
ポジティブな返答として使っていることと思いますが、いかがでしょうか?

その言いやすさ、使い勝手のよさから、日本語でもとても身近な”OK”という言葉、
英語では必ずしもポジティブではないニュアンスで使われる場合もあるのです。
英語では「まあまあ」「悪くはない」「普通」「これと言っていいわけではない」といった、
ややテンション低めのニュアンスで使われることも一般的なのです。
言い方、場面などによっては注意が必要です。
シチュエーション別に見てみましょう。

■その”OK”は「いらない」「必要ない」「結構です」という意味!

「~しましょうか?」「~あげましょうか?」など、気遣われたり、
何かを提案されたりする時、相手は必ず親切な気持ちでこちらに言葉を投げかけていますよね。
ここで無表情で“It’s OK”と答えてしまうと、
かなりつっけんどんな“No, thank you”(必要ない、結構です)の意味になってしまいます。
遠慮していたり、本当に必要のない場合にはそのように答えてもいいのですが、
友人の親切な申し出を角が立つことなく断る時には、笑顔で言ったり、
“Thank you for your kindness”(親切にありがとう)や、
”Thank you, anyway”(とにかく、ありがとう)など感謝の気持ちを少し添えるだけでやんわりとした受け答えになります。

■その”OK”は「普通」「可もなく、不可もなく」「悪くはない」という意味!

定番の挨拶“How are you?”と聞かれた時にはどんな風に答えますか?
日本人の中には、”I’m fine, thank you.”と答える人も多いでしょう。
逆に聞き返した場合、“I’m OK”という返答を聞くことも多いはず。
“I’m OK”と答えた人が無表情で元気がない様子であれば、
だいぶテンション低めな「別に普通…」的なニュアンスと捉えて間違いないでしょう。
一方、元気はつらつに笑顔で“I’m OK”と言った場合、「まあ、悪くはないわね!」という感じになります。
この場合はテンションこそ低くはありませんが、これといって特別「よい」こともなければ、
「悪い」こともないので、ごく普通といったニュアンスになります。
相手が“I’m OK”と言った時にムスっとしていたら、かなりご機嫌ななめの状態なのは誰が見てもわかりますよね。「別に悪くないけど。」と、とりあえず返事はしてみたという場合かもしれません。(笑)

■その”OK”は「まあまあ」という意味!

面接や試験など、結果の待ち遠しい緊張の場面の後、
周りの友人や家族もやきもきしてしまうことってありますよね。
そんな時、「どうだった?」と聞きたくなります。
そこで“It was OK”と返ってきた場合、「まあまあかな」というニュアンスになります。
先述のパターンのように、ここでも相手がどのような表情、
テンションで返答するかによって、本人の手ごたえ具合が変わります。
自信がないようであれば暗い表情にもなるでしょうし、
手ごたえがそれなりにあるようであれば、余裕のあるそぶりで答えるでしょう。
相手のテンションによっては深追いせずにそっとしておいてあげましょう。(笑)

■その”OK”は「普通」という意味!

ホームパーティなどで、友人に手料理をふるまった時、その感想が「普通」だったら、ちょっとショックですよね。そう、おいしいかどうか、味の感想を尋ねたときに“It’s OK”というのはかなり失礼にあたります!
もちろん、おどけて見せながらからかい半分、冗談で言うのはアリかもしれませんが、
かしこまった席や、目上の人には絶対に言わないようにしましょう!
言っていい場合は、本当にまずかったりサービスや店員の態度の悪いレストランなどでしょうね。

”OK”と一言言えば事足りるような場面も多く、親しみのある便利な言葉なだけに、
ちょっとしたニュアンスの違いも知っておくと役に立つかもしれません!

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