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2018.8.9更新
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ハワイでアロハ・サイクリング。スタート前に準備しておきたい事と物。車種選び編

南国の空気をきってペダルを漕ぐ。やってみるとわかるけどこれは最高にいい気分のアクティビティです。コストパフォーマンスもいいし、なによりヘルシー。でも、サイクリングにはアクシデントもつきもの。万が一のためにスタート前にやっておきたいこと、そろえておきたい物を紹介します。まずは、レンタルショップでの自転車の種類選びからいきましょう。

 

 

レンタルショップでどの自転車を選べばいいのか?


 

ハワイの大きなサイクルレンタルショップでは何種類かの自転車を選ぶことができます。どの車種にするかは走行するコースの状況と自身のスキルで決めます。

 

・コースによって車種を選ぶ

舗装かダートかで車種を変えます。迷ったときはオールマイティな車種もあります。

市街地を離れると舗装路でもガタガタの場合があるので、路面の状況はショップのスタッフに確認しましょう。

 

・舗装路ならロード

全部が舗装路で路面の状態も良好なら「ロードバイク」を選びます。タイヤが細く、車重も軽いのでアスファルト舗装の道に合っています。

上り坂も楽だしトップスピードも他のタイプの比ではないので海岸線をロードで飛ばす気分は最高です。

 

・ダートならマウンテン

コースにダートがあるなら「マウンテンバイク」がいいでしょう。

タイヤが太くてフロントやリアにショック(サスペンション)が装備されているため荒れた路面に適しています。ハンドルの幅も広く悪路で跳ねる自転車を抑えるのも楽です。

荒れたダートを高速で下ったり、ジャンプを楽しんだりといった自転車にとって酷な状況にも耐えるタフなバイクです。

 

・悩むならクロスバイク

舗装路がメインだけどダートもある、ところどころ路面が荒れている、どうしようか。と、悩んだらクロスバイクがおすすめです。

形はロードですが元々は不整地で争うレース用なので丈夫にできています。サスペンションはありませんがその分車重が軽く上り坂はマウンテンよりも楽です。

 

・町中ポタリングならタウンバイク

ホノルル市内を自転車で巡るような街から出ないコースならタウンバイクです。乗車ポジションがママチャリに近いものもあってゆっくりと短距離を走るのに向いています。

カゴやキャリア(荷台)が装備されていることが多いので買い物をしたときなど便利です。

タイヤが太くて町中の段差くらいなら問題ありません。

マウンテンやクロスバイクのようなキャラメルパターン(岩や小砂利でも走りやすいようにゴツゴツとした登山靴の底のようなパターンのタイヤ)ではなくフラットパターンなので乗り心地がガタガタしません。

 

・砂浜を走りたいならビーチバイクかファットバイク

砂浜を走りたいならビーチバイク……最近は「ファットバイク」が主流です。

“ファット”という名前の通りタイヤが太いです。“浮き輪”とまではいいませんが、見た目は細い浮き輪を履いているようなイメージです

タイヤが太いので砂浜で漕いでもはまりにくくなっています。ボワンボワンの乗り心地は遊び心を刺激して町中でも楽しめます。

路面の抵抗を思いっきり受けるので長距離を走るのには向いていません。

 

・電動アシスト自転車_eBike

日本でお馴染みの電動アシスト自転車_eBikeを貸し出しているレンタルショップも増えました。タウンタイプ(ママチャリに近いタイプ)が主流ですが、ロードタイプやマウンテンタイプのeBikeをそろえているところもあります。

eBikeを借りるときはバッテリーが新しいかどうかを確認しましょう。カタログ上では「○時間走行可能」となっていても実際に走ってみるとバッテリーが持つのはスペックの7~8割がいいところです。

まして使い古されたバッテリーだと半分程度しかがもたないこともあります。

 

 

自分の体格とスキルにあった自転車を選ぶ


 

いざ借りるとなるとフレームのカラーやデザインでおしゃれな物を選びたくなりますが、そこはグッと我慢。

フレームサイズが大きすぎたり小さすぎたりすると、ちょっと長めの距離を乗ればすぐに疲れてしまいます。なによりも自分に合った自転車を選ぶことが大切です。

 

・乗り慣れていないならフラットハンドルを選ぶ

ロードバイクやクロスバイクをチョイスするとドロップハンドルタイプの物が出てきます。横から見るとひらがなの「つ」の形をしたハンドルです。

ドロップハンドルは上部の平らな部分、カーブの頂点、カーブの下の部分、突き出したブレーキのグリップ部分と道路状況と体の調子によってハンドルを握るポジションを変えられます。

ポジションを変えることで背筋がのびたり丸まったり、ブレーキを強く握ることができたりととても楽なのですが、それには慣れが必要です。

初めての人はどうやって乗ったらいいのかもわからないと思います。

乗ったとしても不慣れな前傾姿勢は体も痛いし、視界も狭く感じて(ヘルメットをかぶっているので実際に狭くなります)不安です。とっさにブレーキを握ることもできないでしょう。

安全な場所で練習するつもりならともかく、サイクリングを楽しむならまずは“フラットハンドル”タイプを選びましょう。

大きなレンタルショップなら舗装路のロングツーリングに適したタイプにフラットハンドルを取り付けてある物も用意されています。

 

・体のサイズに合ったものを選ぶ

車種が決まったらその中から体のサイズに合ったものを選びます。

ハンドルやサドルの取り付け位置である程度の調整はできますが、肝心のフレームが体に合っていないと長い間乗り続けるのは無理です……というか体が痛くなって嫌になってきてしまうでしょう。

どのサイズがいいのかは実際にまたがってスタッフと相談して決めてください。体や腕がのびきってしまったり、逆に縮こまってしまうときは遠慮しないでいいましょう。

言葉にしないと伝わりません。手の位置、腰の位置、ペダリングの位置、そして自転車の経験値も考慮して最適な1台を選んでくれるはずです。

 

 

まとめ


 

サイクリングを楽しむのに一番大切なのは自転車との相性です。自分の体格、体力、経験値との相性。これから走るコースの道路状況との相性。このどちらも大切です。

いくらデザインが気に入っても合わない靴で歩けば靴擦れができるのと同じで、合わない自転車で走れば必ず体のどこかに支障が起きます。

疲れがたまると集中力と判断力もなくなっていきます。

心身の疲労は思わぬアクシデントを招きます。まずは相性のいい相棒を見つけてください。

 

次回は事前にショップで確認しておきたいこととアクシデントに備えて持っていきたいグッズを紹介しますね。ではアロハー、マハロー。

 

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